原田泰治美術館について

2つの願いを込めて開館

■ ナイーブアート(素朴画)の発信拠点へ
■ 人に優しい美術館をめざそう

当美術館は、原田泰治氏が長年にわたって制作された作品を、原田氏の生まれ住むふるさと諏訪市に是非残したいと、市が建設し、2つの願いをこめて1998年7月に開館いたしました。

1つは詩情豊かな[原田泰治の世界]を核に、ナイーブアート(素朴画)の世界への発信拠点として成長、発展する美術館としたいという願いです。
全国に取材し、制作にあたる原田芸術[原田泰治の世界]は、日本のふるさと、美しい日本のこころが表現され、観る人の心にほのぼのとしたぬくもりややすらぎ、生きる希望、歓び、勇気など大きな感動をお持ち帰りいただいております。この[原田泰治の世界]を核に、世界のナイーブアーティストとの交流などを通じ、ナイーブアートの世界への発信拠点としての活動を考えております。

もう一つの願いは「人に優しい美術館」として多くの方々から愛される美術館という願いです。「人に優しい美術館」は、足の不自由な原田氏の強い願いであり、建設にあたっての基本理念として、障がいをお持ちの方、お年寄り等に配慮した美術館としました。ハード面とソフト面とがあいまって、心の通った美術館、「人に優しい美術館」が実現するものと考えます。
また、グラフィックデザイナーとしての原田氏の色彩感覚が建物の色彩計画に生かされ、シンボルマークも氏のデザインとなっています。

人に優しい美術館として

障がいをお持ちの方、お年寄りの方への配慮

  • 車いすが4台常備されております。
  • 子供さん、車いすで絵をご覧になられる方のために展示位置を低めにさせていただいております。
  • 車いすの方もご利用いただけるエレベーターが設置されております。
  • 美術館の入口は全面スロープ、館内は段差のないフロアーとなっております。
  • 障がい者用(車いす利用)のトイレは一階、二階ともに設けてあります。
  • 障がい者用の駐車スペースは4台分設けてあります。
  • 情報コーナーのビデオには字幕表示がされます。
目のご不自由な方への配慮

目のご不自由なお客様には、点字の案内書のほか[原田泰治の世界]を少しでもお楽しみいただきたいと、
目のご不自由な方のためのコーナーをご用意しております。

館内利用できるモダンな車椅子
手動車椅子の他に電動シニアカートもお使いいただけます。
手動車椅子の他に電動シニアカートもお使いいただけます。
点字つき階段手すり
点字ブロックはもちろん、階段手すりには点字のご案内も。
点字ブロックはもちろん、階段手すりには点字のご案内も。
立体コピー
代表的な収蔵作品は、展示キャプションとともに立体コピーを触ってお楽しみもいただけます。
代表的な収蔵作品は、展示キャプションとともに立体コピーを触ってお楽しみもいただけます。

名誉館長/シンボルマーク

さだまさし氏が名誉館長
原田泰治氏の絵本「さだおばさん」をご覧になったさだまさし氏は感動とともに、作者の原田氏にぜひ会いたいと願いました。
出会ったお二人は意気投合、友情を深め、長いおつき合いのあることから、さだまさし氏に当美術館のご指導をいただく名誉館長にご就任いただきました。
美術館の外観と希望の虹を表現
デザイン/原田泰治原田泰治氏のデザインとなるシンボルマークは、美術館の外観をイメージするとともに、2本の足は「人に優しい美術館」、みなさんのご協力により支えられる美術館を目指すことを表現しています。
上のアールの部分は「希望の虹」を表現し、TAIZI HARADA MUSEUの”T”、”H”、”M” が組み込まれています。