原田泰治の世界をキルトで遊ぶ 絵画キルト大賞
一人の布絵愛好家の「自分の部屋に原田さんの絵を飾りたい」という想いと、丹精込めて制作したキルトの写真が同封された手紙が届いたことがきっかけでした。それならば、原田泰治の絵をキルトにされる方々が、著作権の心配がなく、自由に楽しくキルトに挑戦していただこうとキルト大賞が始まりました。
原田泰治作品への愛情とぬくもりをもって、気の遠くなるような時間を費やし、一針ずつ思いを込めて縫い上げられた絵画キルト作品。その情熱は、全国を取材し石垣をひとつずつ積み上げ、花びらを一筆一筆書き込む原田泰治の世界そのものです。
「絵画キルト展」では、キルトの入賞作品を原画とともに展示し、普段の展示とはまた違った「原田泰治の世界」をお楽しみ頂いています。
原田泰治の世界をキルトで遊ぶ[絵画キルト大賞]の終了について
原田泰治作品を愛する全国のキルト愛好家の方々の熱い思いから始まった[絵画キルト大賞]。2004(平成16)年に第1回が開催されて以来、毎年多くの作品が寄せられ、2020(令和2)年に開催された第15回までの応募総数は1,100点を超えました。また、厳正なる審査のうえ選び抜かれた入賞・入選作品を原田泰治の原画とともにご紹介する[絵画キルト展]では、25万人を超えるお客様にお楽しみいただきました。特にコロナ禍での開催となった第15回では、審査会及び作品講評会をリモートやオンライン形式で行うなど、応募者の方や審査員の先生方にはご不便をおかけしながらも、新たな様式の可能性を探るきっかけになっていたところでもありました。
この度の原田泰治先生ご逝去にあたり、誠に残念ではございますが、長年にわたり多くの皆様にお楽しみいただいておりました[絵画キルト大賞]および[絵画キルト展]は第15回をもちまして終了することとなりました。この場をお借りいたしまして、作品をお寄せいただきました皆様の作品制作に注がれた情熱や並々ならぬ根気に心より敬意を表し、また審査員の先生方はじめ関係者様の多大なるお力添えに心より感謝申し上げます。
なお、当館では今後もこれまでに皆様が制作された作品をお借りして展示する[絵画キルト作品展]を定期的に開催し、多くの方々にご紹介してまいります。会期など詳細につきましては都度ホームページでご案内いたしますので、是非お出かけいただき緻密な手仕事の素晴らしさを引き続きお楽しみいただけましたら幸いでございます。
令和4年4月
※現在制作中の作品についてなど原田泰治絵画キルトに関するお問い合わせは、
諏訪市原田泰治美術館まで お電話(0266-54-1881)または、お問合せフォームからお願いいたします。
歴代最優秀作品

キルトとは
表地と裏地の間に薄い綿(キルト綿)を入れ、3枚を重ねて一緒に縫ったもののことを「キルト」と呼びます。日本では、表地をパッチワーク(端切れを縫い合わせて一枚の布にする技法)で作った「パッチワークキルト」が主流ですが、その他にも、土台となる布の上にモチーフを縫い付けて表地を作った「アップリケキルト」など様々な技法があります。
「第15回絵画キルト大賞」作品講評会
「第15回絵画キルト大賞」の入賞・入選作品を、審査員の先生方のコメントとともにyoutubeで公開しています。
諏訪市原田泰治美術館 「第15回絵画キルト大賞」作品講評 – YouTube
キルトの入賞・入選作品を、3名の審査員の先生方のコメントとともに公開しています。
動画はどなたでもご覧いただくことができます。絵画キルト展の作品をお楽しみください。
